営業コーチングとは?主体性やパフォーマンス向上のための活用法を解説

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「営業成績が伸び悩んでいる、チームの士気が低い……。」

このような悩みを抱える企業は少なくありません。
部下のポテンシャルを最大限に引き出せていないというケースもあるようです。

そのようなときに注目したいのが、「営業コーチング」です。

営業コーチングは、ただ単にスキルを教えるのではなく、潜在能力を引き出し、自立的な成長を促すコミュニケーション手法です。

今回の記事では、営業コーチングを活用して、社員一人一人の主体性を高め、組織力を強化するための具体的なポイントを解説します。

コーチングディベロップメントは、熊本で長年の実績を誇るビジネスパーソン向けのコーチング専門会社です。

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営業コーチングとは

コーチングとは?

営業コーチングとは、営業担当者のスキルとパフォーマンスを向上させ、より高い成果を上げるためのコミュニケーション手法です。

単に知識を伝える「ティーチング」とは異なり、コーチは質問を投げかけ、相手が自ら考えて行動できるようにサポートします。

これにより、営業担当者は主体的に課題を解決する力が身に付き、自己成長を加速させ、組織全体の活性化にもつながります。

関連記事:コーチングとは?意味や効果、メリット・デメリット、学び方など詳しく解説

営業コーチングと営業ティーチングの違い

営業担当者のスキルやパフォーマンス向上には、コーチングとティーチングという二つの手法があります。

以下のようにそれぞれに特徴があり、目的や効果が異なります。

営業コーチング営業ティーチング
意味対話を通じて、自ら答えを見つけ出すことをサポートする手法経験や知識の豊富な人が、経験の浅い人に知識やスキルを伝える手法
目的主体的な成長の促進知識やスキルの習得
やり取り双方向(コーチと営業担当者の対話)一方向(指導者が情報を提供)
コミュニケーション方法・質問
・傾聴
・承認
・説明
・指示
効果・自己成長
・問題解決能力や判断力の向上
・目標に対する主体的な行動の促進 など
・知識の正確な定着
・スキルの迅速な習得
・業務の遂行能力向上 など

営業コーチングは、コーチと対話しながら、自ら課題を見つけ、解決策を見出せるようサポートする手法です。

コーチングは、長期的視点で、営業担当者の主体性を育み、持続的な成長を促します。

一方、営業ティーチングは、知識やスキルを一方的に伝えることで、短期間での習得を目指します

関連記事:コーチングとティーチングの違いは?使い分け方やメリット・デメリットなど詳しく解説

営業コーチングと営業ティーチングの使い分け方

誰がコーチングを受けるのが良いのか?

営業コーチングと営業ティーチングはそれぞれの特性が異なるため、状況に応じて使い分けることが重要です。

営業コーチング:管理職やリーダー候補、中堅社員の育成などに向いている
営業ティーチング:新入社員、未経験者の育成などに向いている

営業コーチングは、目標設定、チームビルディング、キャリア開発など、自律的な思考と行動が求められる場面で効果を発揮します。

特に、管理職やリーダー候補など、中堅社員の育成に適しており、コーチとの対話を通じて、自己洞察力や問題解決能力を養い、変化に対応できる柔軟性を身に付けることができます。

一方、営業ティーチングは、新入社員や未経験者など、業務に必要な知識やスキルを体系的に習得する場合に有効です。

指導者が明確な目標を設定し、必要な情報を提供することで、効率的な学習を促します。

このように、営業コーチングは、社員の潜在能力を引き出し、長期的な成長を促すのに対し、営業ティーチングは、短期間で必要なスキルを習得することに重点を置いています。

営業コーチングのメリット

コーチングとティーチングのデメリット

ここでは、営業コーチングで得られるメリットについて解説します。

問題解決能力の底上げと主体性の醸成

営業活動では、顧客からのクレーム対応や新規開拓の壁など、日々さまざまな課題に直面します。

コーチングを通じて、営業担当者は自ら課題を発見し、解決策を模索する力を養います。

例えば、「新規顧客開拓が思うように進まない」という課題に対して、コーチは「どのような点で苦労していますか?」「今まで試したことは何ですか?」といった質問を投げかけ、相手が自ら問題の本質に気づけるようサポートします。

上司が一方的に指示を出すのではなく、部下自身が主体的に考え、行動する習慣を身に付けることで、「競合との差別化ポイントを見つけて提案する」というような具体的な行動に繋がり、より効果的な解決へと導きます。

モチベーションの向上

コーチングでは、部下の目標設定を支援し、達成感を味わえるような機会を提供します。

例えば、「今期は売上を20%アップさせたい」という目標に対して、コーチは具体的な行動計画の作成をサポートし、小さな目標を達成するごとに称賛を送ります。

小さな成功体験を積み重ねることで、部下は自信とモチベーションを向上させ、「次はもっと高い目標に挑戦したい」という意欲へと繋がります

また、コーチからの具体的なフィードバックを受けることで、自身の成長を実感し、モチベーションを維持することができます。

特に、コーチングでは、部下の強みを最大限に引き出し、成長を加速させることにつながります。

組織全体の競争力強化

個々の社員の主体性とモチベーションの向上は、組織全体の生産性向上に直結します。

自ら考え、行動する社員が増えることで、新しいアイデアやイノベーションが生まれやすくなり、組織全体の活性化につながります

例えば、コーチングを通じて新しい営業手法を考案し、それをチームに共有することで、チーム全体の売上向上に貢献するケースも考えられます。

また、コーチングを通して、社員が自分の強みと弱みを理解し、それを活かせるような役割を担うことで、組織全体の効率化も期待できます。

結果として、組織全体の競争力強化にもつながります。

関連記事:コーチングの効果15選!意味がない・胡散臭いと思われる理由や向いている人について解説

営業コーチングのデメリット

コーチングとティーチングのデメリット

前章では営業コーチングのメリットについて解説しましたが、導入を検討する上では、デメリットについても理解しておくことが大切です。

ここでは、具体的なデメリットとその対策について紹介します。

効果が出るまでに時間や費用がかかる

コーチングは、短期間で成果を出すための方法ではありません。

社員自身が考え、行動し、成長するプロセスを重視するため、効果を実感できるまでには一定の期間が必要です。

一般的に、数カ月から数年程度の期間を要することが考えられます。

また、コーチの選定費用やセッションにかかる費用など、費用負担も発生します。

全員に万能ではない

コーチングは全ての社員に必ずしも効果があるわけではありません。

自己成長意欲が低い人や、変化を恐れる人には、コーチングの効果が限定的になる可能性があります。

コーチングを導入する際には、職務内容やキャリアステージ、個人の目標など、多角的な視点から慎重に選定する必要があります。

例えば、リーダーシップ育成、営業スキル向上、キャリア開発など、それぞれの目的に合わせたコーチングプログラムを提供することで、より高い効果が期待できます。

コーチングを成功に導くためには、導入前にトップマネジメントへの説明や社員への周知を行い、組織全体でコーチングの目的を共有することが大切です。

コーチとの相性と社員の意欲が重要

コーチのスキルや経験だけでなく、コーチと社員の相性も、コーチングの成否を大きく左右します。

相性が合わず信頼関係が築けないと、効果が期待できないどころか、モチベーション低下につながる可能性もあります。

コーチングを導入したいと思ったら、コーチと社員の相性を事前に確認できる「お試しコーチング」がおすすめです。

営業コーチングに必要な3つのスキル

コーチングを行う際に必要な3つのスキルのイメージ画像

営業コーチングを効果的に行うためには、3つのスキルが不可欠です。それは、傾聴力、質問力、そして承認力です。

ここでは、それぞれのスキルについて詳しく解説します。

コーチングのスキル1.傾聴力

傾聴とは、単に相手の話を聞くだけでなく、その言葉の奥底にある感情や意図を理解しようと努めることです。

相手の言葉だけでなく、表情や声のトーンなど、非言語的なサインにも注意深く耳を傾けることが重要です。

コーチングのスキル2.質問力

効果的な質問は、相手の思考を深め、新たな気づきを引き出します。

状況に応じて、オープンな質問、探求的な質問、具体的な質問など、さまざまなタイプの質問を使い分けましょう

効果的な質問の例

・「その状況で、あなたはどう感じましたか?」(感情に焦点を当てる)
・「他にどのような可能性が考えられますか?」(思考を広げる)
・「具体的に、どのような行動をすれば目標達成に近づけますか?」(行動に繋げる)

コーチングのスキル3.承認力

承認とは、相手の言動や努力を言語化し、肯定的なフィードバックを与えることです。

単に「よくやった」と言うだけでなく、具体的な行動や成果を指摘することで、相手のモチベーション向上につながります。

承認は相手のモチベーションを高め、自己肯定感を育む上で極めて重要な役割を果たします。

営業コーチングの導入方法

コーチングを習得する方法のイメージ画像

ここでは、コーチングを営業組織に導入する方法について解説します。

組織の規模や状況、導入目的によって最適な方法が異なります。

今回は、外部コーチに依頼する方法と、社内にコーチング文化を取り入れる方法の2つについて解説します。

外部コーチに依頼する

コーチングを組織に導入する方法の一つに、外部コーチに依頼する方法があります。

組織外の専門家である外部コーチは、組織内の固定観念にとらわれず、客観的な視点からアドバイスを行います

特に、経営層やマネージャー向けのコーチングでは、高い専門性に基づいた戦略的な指導を受けることができます。

外部コーチは、組織のニーズに合わせて、ワークショップ、個別セッション、グループでのコーチングなど、さまざまなプログラムを提供することができます。

これにより、社員一人一人の成長をサポートし、組織全体のレベルアップを図ることができます。

社内にコーチング文化を取り入れる

コーチング文化を社内に取り入れることも重要です。

コーチングを社内に浸透させることで、リーダーシップやコミュニケーション能力の向上を図ることができます

具体的な施策としては、以下のようなものが挙げられます。

・コーチングスキル研修の実施
全社員を対象としたコーチングスキル研修を実施し、社員一人一人がコーチングの考え方やスキルを習得する機会を設けます。

・定期的な個別面談の実施
上司と部下が定期的に個別面談を行うことで、部下の目標設定をサポートし、成長を促します。
また、部下の悩みや不安を聞き出し、適切なアドバイスやサポートを提供することで、部下のモチベーションを高めることができます。

営業コーチングの進め方・流れ

熊本でコーチングを受けるメリットとは?コーチングの種類や受ける際のポイントを紹介のコラムアイキャッチ画像

コーチングを行う際は、以下の流れで実施されることが多いです。

1.ヒアリング:現状と目標を深く理解する

2.ゴール設定:具体的な目標を設定し、達成イメージを持つ

3.現状整理・問題点の洗い出し:目標達成を阻む要因を特定する

4.アクションプラン作成と実行:具体的な行動計画を立てる

5.振り返り:進捗状況を確認し、改善点を洗い出す

上記の5つのステップを繰り返すことで、営業担当者は継続的に成長し、目標達成に近づいていきます。

コーチは、その過程をサポートし、モチベーションを維持するための励ましやフィードバックを行います。

営業コーチングを導入しパフォーマンス向上へ

エグゼクティブ(経営者)向けのコーチングとはのイメージ画像

近年、多くの企業が、競争激化や顧客ニーズの多様化により、営業成績の伸び悩みという課題に直面しています。

部下には高いポテンシャルがあるにもかかわらず、目標達成が難しかったり、モチベーションが低下していたり、といったケースは少なくありません。

これは、単にスキル不足だけでなく、目標設定のあいまいさや、成長の機会不足などが原因として考えられます。

このような課題を解決する一つの手段として、今回は「営業コーチング」をご紹介しました。

営業コーチングは、単にスキルを教えるだけでなく、潜在能力を引き出し、自ら考え、行動できる人材へと育成します。

社員一人一人の成長が組織全体の底上げにつながり、結果として顧客満足度向上、売上アップ、そして持続的な成長へとつながります。

教えるのではなく、可能性を引き出す。

社員一人一人の可能性を最大限に引き出し、組織全体の競争力を高めたいとお考えでしたら、営業コーチングの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

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